伊藤英人の狩猟本の世界
63.『イノシシ王ダイバン』草山万兎(河合雅雄)著、フレーベル館、2007年
動植物の種名や行動がきわめて正しいうえ、野生動物を取り巻く諸問題(農業被害、学習放獣、狩猟、錯誤捕獲)がリアル。勉強になった。違和感があるのは、動物の感情表現。人間のように複雑にモノゴトを考えているとは私は思っていない。逆に、自分が動物を「感情あるもの」として扱っていないことに改めて気づかされた。同シリーズに「極北のトナカイ」がある。
動植物の種名や行動がきわめて正しいうえ、野生動物を取り巻く諸問題(農業被害、学習放獣、狩猟、錯誤捕獲)がリアル。勉強になった。違和感があるのは、動物の感情表現。人間のように複雑にモノゴトを考えているとは私は思っていない。逆に、自分が動物を「感情あるもの」として扱っていないことに改めて気づかされた。同シリーズに「極北のトナカイ」がある。