一般社団法人エゾシカ協会

エゾシカ有効活用のガイドライン


 北海道庁は2006年10月、「エゾシカ有効活用ガイドライン」を策定・公表しました。その「目的」は……

(以下、北海道「エゾシカ有効活用ガイドライン」から)

  • エゾシカは、本道を代表する大型哺乳類であるが、近年、個体数の増加に伴い、希少植物や自然林等生態系への影響が顕著となるとともに、農林業被害額や交通事故の増加等人間活動との軋轢も大きくなっており、社会問題化している。
  • このため、道では、エゾシカの適正な保護管理対策として個体数調整に取り組んできたが、個体数の増加傾向に目立った歯止めがかからない状況が続いている。
  • エゾシカは、これまで人間活動との軋轢の要因となってきたが、本来、本道の貴重な自然資源でもあることから、道では、エゾシカを有効活用する視点を導入し、結果として個体数調整に貢献させるとともに、生物多様性の保全を図りつつ、新たな地域産業の創出及び地域振興につなげることとした。
  • こうしたことから、今後、有効活用を進めていくための基本的な考え方を明らかにするとともに、事業者が有効活用を適切に進めるための道標となるよう、このガイドラインを策定する。
  • なお、このガイドラインは、有効活用の進捗状況等をみながら、今後、必要に応じて見直しを図る。

つづきはこちら(北海道庁のサイトにリンクしています)


LINK

北海道庁が「エゾシカ有効活用のガイドライン」と「エゾシカ衛生処理マニュアル」を策定

北海道エゾシカ有効活用検討委員会(2005-2007)