一般社団法人エゾシカ協会

札幌ロビンソンでエゾシカ肉の販売がスタート!


2007年1月29日

★照会先:今堀忠国(えぞじん会幹事長=電話0133-74.-6139・携帯090-1645-6907)

1.札幌ロビンソンでエゾシカ肉の販売がスタート!

 1月20日(土)、「札幌ロビンソン(南4西4)」で「エゾシカ肉」の販売が始まりました。
 北海道味の素⑭の尽力により、地下1階食品売り場のミート・コーナーに陳列されました。従来は札幌市でエゾシカ肉を購入できる小売店は、丸大大金畜産⑭(北4西11)のみでした。「札幌ロビンソン」は地下鉄などアクセスが便利なので、一般のお客様がお求めやすくなり、「エゾシカ食」の「家庭用市場」への浸透が大いに期待されます。さらにススキノの料飲店も購入しやすくなるので、「業務用市場」の拡大も期待されます。販売促進策としては、2月14日(水)のバレンタインディに、同百貨店において、エゾシカ中華料理の実演・試食会が実施されます。

 北海道の長年の懸案である「エゾシカ料理の普及」に弾みがつき、今後は「食と観光」の分野でエゾシカのさらなる活用に夢が広がります。流通の川上に位置する食肉供給者(主要4社=阿寒・静内・根室・斜里)にとっても、販路拡大の望みがふくらむ吉報です。また、害獣エゾシカの被害に苦しむ地方に対し、私たち都市生活者ができることは「エゾシカを食べる」ことです。

 つきましては、マスコミ各社様におかれましても、この意義をご理解いただき、ぜひ取材いただきますよう、お願い申し上げます。
○札幌ロビンソンの販売価格
1.販売価格:594円/100g
2.パッケージ:<300g= 1,782円> <500g= 2,970円> の2品目
3.品目:「しゃぶしゃぶ用」「スライス」「ブロック2種」の3種類
4.生産者:釧路市阿寒町・北泉開発⑭(曽我部社長 電話0154-66-3508)★一時飼養の鹿。
5.現状:牛・豚にくらべ高価格なうえに、まだ知られていないので、今はあまり売れていない。


2.えぞじん会が協力します!

 「えぞじん会」の会員は約30名、新聞・出版・放送関係者、公務員・団体職員、電力・食品・の会社員、銀行員、料飲店経営者、NPO役員・主婦・OLなど多士済々の顔触れです。幹事長は、今堀忠国(元サッポロビール博物館長)、政調会長は、中田博人(北海道じゃらん編集長)、事務局長は井田宏之(エゾシカ協会)です。今回は「札幌ロビンソン」のエゾシカ販売を永続させるため、また味の素⑭のCSR(社会貢献)に報いるため、現在ネットワークを活かして協力しています。

○「えぞじん会」の紹介
1.設立時期:2006年3月7日・第1回例会。07年1月17日・第6回例会開催。
2.設立趣旨:害獣のエゾシカを「食と観光」に利用し北海道名物の〝財獣〟にする応援団。
「エゾシカ産業」を発展させる指南役。隔月の例会でシカ肉料理を楽しみ懇談する。
3.会名由来:〝エゾ〟シカの〝ジン〟ギスカン鍋を北海道の名物に。蝦夷人。蝦夷の「仁」
4.設立趣旨(補足):北海道を代表する郷土料理のジンギスカンは「地産地消」ではない。南半球のニュージーランドや豪州からの輸入肉に依存。道産羊肉の構成比は1%以下。道内の羊は約5千頭、肉の供給量は年間50トン程度。羊肉輸入量は約1万6千トン。 遠来の客人は、土地固有の食べ物でもてなすのが礼儀の基本。エゾシカは北海道の大地で育った生粋の「道産食材」。エゾシカで北海道の「食と観光」の魅力向上。
5.事 務 局:〒064-0803 札幌市中央区南3西21―1―6  (社)エゾシカ協会内
えぞじん会事務局長  井田 宏之(電話011-611―8861)