一般社団法人エゾシカ協会

なぜイノシシは増え、コウノトリは減ったのか


平田剛士・著、平凡社新書/777円

人間の活動によって絶滅の崖っぷちに追いつめられたり、逆に増えすぎて生態系のバランスを脅かしたり……。日本列島で起きている野生動物を巡るさまざまな社会問題の現場を訪ね、問題解決に取り組む人々の姿をリポートしました。

北海道でのエゾシカ問題を描いた第8章(「野生動物とのサスティナブルなおつきあい」)では、おなじみのNPO法人西興部村猟区管理協会による「ハンターセミナー」の模様を体験ルポ。また、社団法人エゾシカ協会による毛皮革工場団地(奈良県宇陀市)への視察の模様なども詳しく報告し、〈捕獲動物の「資源化」は野生動物保護管理体制のための有効な手だて〉と述べています。

著者は北海道在住のフリーライター。(著者自薦)