一般社団法人エゾシカ協会

Part 7 運搬/摘出した内臓の処理


運搬

1.運搬のときに肉に土や細菌などがつくおそれがあるので、スノーダンプなどに乗せて運ぶ。

2.できるだけ早く、鹿肉解体の許可を受けた処理場に搬入し、全身をブラシで丁寧に水洗いし、後脚にフックを掛け、吊して放血を促し、一次保冷庫に搬入する。

3.剥皮はしない。射留めた場所など、処理場以外で剥皮をした場合、肉は販売品としては認められません。

4.奇型や病変など、変わったところがあればその部分をポリ袋に入れて持ち帰り、エゾシカ協会などに届ける。

摘出した内臓の処理

 できるだけ有効活用して、食べ尽くすことを考える。内臓も可能な限り利用し、捨てるものは極力少なくしましょう。残ったものは、土地所有者の同意があれば土に埋める、あるいは回収ステーションに持ち帰る。

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